プロフィール【管理人のバイク盗難被害体験】
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バイク守り隊のレッドです!
バイクに乗っている方にとって、非常に恐ろしいのが盗難ですよね。
車に比べると遥かに盗難に弱く…自転車並なんじゃないかと思うこともしばしば…。
かく言う私も実際に盗難被害にあったことがあります。
あの時の絶望感と言ったら…本当に3日は寝込んでしまうレベル。
その時の経験から盗難対策について勉強を重ね、実際に色々と試行錯誤しながら今日までやってきました。
そしてある日気付いたんです「最強の盗難対策とは何か?」ということに。
プロフィール代わりにそんな私の盗難体験談と、そこから学んだ盗難対策の考え方を紹介します。
Contents
バイク盗難被害の体験談
ある日突然無くなった愛車
そうあれは忘れもしないあの日の朝の事。
いつも通りバイクを停めている駐輪場に向かったのですが、あるハズのバイクが無い!
「いやいや、昨日は違うところに停めたんだっけか?」
…
…
…
「…いやいやいや、これ盗まれたんだよ!」
人間って不思議なもので、こういう時ってわけのわからない現実逃避を起こすんだとこの時知りました。
近づいてみると無残にも切断されたチェーンロック…。
そして守るべきものを無くし寂しそうにしているバイクカバーが残されていました。
思考を止めようとしている頭で考え付いたこと、それは「警察へ通報しなきゃ!」でした。
形式だけの現場検証
110番で良いのかな?と思いつつも110番、お決まりの「事件ですか?事故ですか?」のあとに力なく私が発した言葉がコレでした。
この時の電話の向こうの警察官は非常に丁寧でしっかりと話を聞いて下さり、今までの警察官へのイメージが好転したのは内緒です。
電話で状況を説明した際に「チェーンロックが切断された」ことを伝えたら「指紋とか出るかもしれないですね。現場検証しますのでなるべく触らないでそのままで」とのこと。
テレビドラマとかで見る白いポンポン持ってくるのかな?と、少しワクワクしたことも内緒です。
しかし現場にやってきた警察官の2人組は…残念なほどにお役所仕事な対応でした。
話聞いて調書取って、言葉を発したかと思えば…
バイクがいたハズのスペースは一瞥しただけで調べることもせず。
みんな手袋してるから指紋なんて出ませんよ
事前にネットで色々調べて「警察は何もしてくれない」というのをよく見かけましたが、あぁこういうことなんだなと妙に納得した瞬間です。
改めて警察官へのイメージが元のレベルに戻った瞬間でもあります。
そんな現場検証のレベルのため、バイクが見つかったり犯人が捕まったりすることもないだろうと諦めていました。
しかし数日後に事態は急展開となります。
諦めていたのにバイクが発見された
数日後に携帯が鳴り出てみると
バイクが見つかったので確認して頂きたいのですが…
という連絡が。
指定された警察署に行き話を聞くと、アパートの駐輪場に停まっていたそうです。
「ナンバープレートの無いバイクが停まっている」と通報があり回収し盗難届と照らし合わせたところ、私のバイクの可能性が高いとして連絡をしたと語ります。
バイクの保管場所に移動すると…そこには見るも無残に右側が一面傷だらけになった愛車が…。
当然気になる疑問を聞いてみます。
だってアパートに停まってたんですよね?
そこの住人の誰かが犯人なんじゃ…?
バイクが返ってきてハイお仕舞い…なんですか?
指紋とか取ったんですか?
指紋とか出なかったんですよ
犯人は引き続き捜査しますから…
目の前が真っ暗になり…この後の話はよく覚えていません。
警察官が不憫に思ったのか…「本当は持って帰ってもらうんだけど…トラックで家まで運びますよ」と言ってくれました。
もう年単位で時は経ちましたが、言うまでもなくこの後警察官から連絡はありません。
犯人も逮捕されていないでしょう。
そうして私の手元には乗り回した挙句、派手に転倒して壊され傷だらけとなった愛車が戻ってきました。
めでたしめでたし。
バイクを守れるのは自分だけ!盗難対策を猛勉強
実際に盗難被害にあうまでは、バイクの盗難ってどこか他人事でした。
盗まれやすいのは知ってるけど…自分は大丈夫だろう、という謎の自信と言うか現実逃避と言うか…どこか違う世界の話だと思っていた部分があったんですよね。
実際に盗まれてみると…金銭面ではもちろん時間も気持ちも…大きな被害を受けました。
この時のケースでは幸か不幸かバイクは発見されましたが、いじくりまわされ…転倒して派手にガリガリになったバイクを直して乗ろうとは当然思えず廃車に。
この経験から二度とバイクを盗まれまいと、徹底的にバイクの盗難対策を勉強することに。
何万もする高級ロックで地球ロックを行い、他にも3つくらいロックやアラームを装備。
盗めるものなら盗んでみろとばかりに徹底的に盗難対策を行ってやりました。
そしてある時にふと思ったんです。
「バイクに乗るのが凄いめんどくさい…」
うぉ!ビビるからアラーム鳴るなよ
盗難対策には効果的なのですが、自分がバイクに乗る際にもアレを外してコレを外してと…乗るまでにやることが非常に多くなってしまったんです。
そのレベルと言ったら「ちょっとバイク乗ろうかな?…あぁでもロック外したり片付けたりすんの面倒だな…」という状態。
バイクが楽しくて乗っているのに、盗まれる恐怖からバイクに乗るのが面倒になるくらいにロックをするのは何か違うなと気付いた瞬間でした。
驚愕の事実!どんなに対策しても盗まれる時には盗まれる!
盗難対策の勉強をすればするほど、抗えない現実として「どんな対策をしてもダメな時はダメ」という事実を突きつけられます。
切断できないロックは無い!
プロの手にかかれば2分で盗まれる!
自宅の庭からクレーンで運び出された!
勉強すればするほど窃盗団の手口のヤバさと、狙われたら防ぐことはまず無理だという現実を知ることになります。
もちろん徹底的に盗難対策を行ったことで出来心的な犯行はまず皆無でしょうし、窃盗団も「これは大変そうだ…」と諦めてくれる可能性は上がったでしょう。
しかし先ほど紹介したように、それと引き換えに失ったのが気軽にバイクに乗れることでした。
私にとってのバイクは自由の象徴です。
乗るのが億劫で何が自由か!
しかもそこまでやっても盗難への恐怖心はゼロにはならないなんてどういうことかと…。
ここから新たな盗難対策の模索を始めることに。
結局のところ盗難保険に入るのが1番安心だと思った
盗まれる心配が無くならないなら、盗まれても大丈夫なようにしてしまえと。
この発想の転換に気付いた時には目から鱗でした。
盗まれても「ふ~ん、それで?別に困らないけど?」となれば盗難の恐怖心は無くなります。
それを叶えられる方法が盗難保険でした。
もちろんバイクはただの道具ではなく大切な相棒でもあります。
盗難保険で万が一盗まれた際にも金銭的な被害が少なくて済む…とは言え、それまでの思い出はプライスレス。
同じバイクを買い直したとしても、やっぱりなんか違うんだよなぁというのはわかります。
しかし盗難を恐れてバイクをガチガチにロックし、挙句の果てには乗るのが億劫になるという本末転倒な事態へとなってしまうのも違うなと。
気負い過ぎずにほどほどの盗難対策をした上で、盗まれてしまったら仕方ないと思える状態が理想だったんです。
盗まれても保険で対応できると思うと、不思議と心が軽くなるんですよね。
このような紆余曲折があり現在はほどほどの盗難対策+盗難保険に落ち着いています。
そう簡単には盗まれないけれども、乗り出すまでが億劫にならないように。
こんな調度良い塩梅の盗難対策は下記記事でまとめてありますので、そちらも是非ご覧になって下さい。
関連記事・バイク盗難防止の最強対策グッズおすすめ9選【ロック・カバー・GPSで鉄壁ガード!】
そして盗難保険に加入するために、徹底的に色々な会社を比較検討してみました!
その結果は下記記事でまとめてありますので、そちらも是非ご覧になって下さい。
関連記事・バイクの盗難保険のおすすめをランキングで比較!入るべき保険会社はココ!
細かいことは良いからおすすめの盗難保険を知りたいという方は、下記記事をどうぞ。